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球春到来!練習試合とオープン戦の違いは?

こんにちは、鳩(はと)です。

 

2月はほとんど記事が書けませんでした…。仕事とかプライベートとかいろいろばたばたしてたんですが、もう少しパパっと書けるよう精進したいと思います。

 

さて、日本の野球界ではついに”オープン戦”が始まります。オープン戦と聞くと、いよいよ開幕直前!って感じがしますよね。また、オープン戦で調子よいとシリーズに入ると調子が悪いだとか、何かとシーズンを占う話題になることも多いので、ファンとしては注目していきたい試合が始まることになります。

 

でも、ここ何日かもう試合してたよね?それはオープン戦じゃないの?違うならオープン戦とは何が違うの?

と思う人もきっといると思います。

結論から言うと、オープン戦より前に行われた試合は「練習試合」なんですが、その違いを今回は見ていきたいと思います。

 

 

オープン戦と練習試合の違いは?

ひとことでいうと、オープン戦は「NPB主催の非公式戦」であり、練習試合は「各球団が開催する非公式戦」です。

 

オープン戦は「NPB主催の非公式戦」

オープン戦はNPBが主催するので、日程や時間等はNPBが調整するうえ、チーム成績はもちろん、投手成績、野手成績が記録されます。よく「オープン戦成績」として成績がネットやテレビで話題になりますが、それはあくまで「オープン戦のみの成績」であって、練習試合の成績は含めません。そしてチケットも有料です。試合を観るなら、シーズン同様お金を払う必要があります。もちろんシーズン中のチケット価格よりも安価なところがほとんどでしょうが。

記録が残ると言っても、試合数は球団によって違います。チーム事情を考慮して(移動が大変だとか)行わないこともあるため、試合数にズレが生じるようです。そのため、成績は残るもののあくまで参考記録ということで、選手間で競い合うには適していないと言えます。特に本塁打数、打点数といった積み上げ式の記録は、試合を多く開催したチームが有利ですしね。

 

また、NPB主催とは言っても公式戦ではないので、例えば延長戦がないとか、指名打者制をするかしないかは自由だったりとか、自由に決められるところもあります。そこはシーズン前の調整の場なのでありがたいところですね。

また、育成契約の選手が出場することも可能です。公式戦では、育成選手は1軍の試合に出ることはできず、出場させるためには支配下登録をしないといけません。しかし、オープン戦は公式戦じゃないので、そこも認められているということです。

この制度を利用して、今年は中日ドラゴンズが岩瀬、荒木と一時的に育成契約を結び、引退興行を行うようですね。彼らはシーズン中にも引退試合をやっていましたが、優勝争い中のためできなかったとか、そういった事情がある場合はオープン戦で行うということも今後増えていくでしょうね。

 

練習試合は「各球団が開催する非公式戦」

練習試合は各球団が日程を組んで試合を行います。そのため、海外のチームと試合をすることも可能です。特に韓国や台湾のチームと試合を行っている球団も多いですよね。特に韓国のチームは日本でキャンプを行っている球団もあり、日程を組みやすいのでしょう。こういったNPB以外のチームと試合をするのも新鮮味があってよいですよね。

また、対戦するチーム同士で合意があれば、一度交代した選手をもう一度出場させるとか、公式戦のルールからは外れた変則的なこともできるのも特徴です。勝っているチームが9回裏の攻撃を行うってこともよくあるようです。

 

NPB主催ではないしルールが全チーム共通ではないこともあり、試合成績は特に公式記録としては残りませんし、練習試合通算成績という形で競うこともありません。もちろん選手個人としては、調整の場として成績を残してアピールすることは重要だと思うでしょう。

 

 

 

というわけで、今回は練習試合とオープン戦の違いを確認してみました。いずれにしても試合が見れるということで、また開幕が近づいてきていることが実感できるので、非常にワクワクしてきますよね。

非公式戦ですが、楽しんで観戦したいと思います。

 

ではまた~。