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ライオンズのファーム成績を確認してみよう(4/13時点・投手編)【2019年】

こんにちは、鳩(はと)です。

 

はやくもライオンズの先発陣が燃えかけているわけですが、野手も中村がフルで出られなかったりと万全とは言えない状況です。

今回は、次に活躍が期待される人を見ていくため、ファームの状況を確認していきたいと思います(4/13現在)。今回は投手編とさせていただきます。

なお、ファームは動画を見られる環境にないため、数字だけでの判断になるのでご了承ください。

 

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©埼玉西武ライオンズ

ファームの現状

2軍の公式戦は1軍に先駆けて3月16日に開幕していますので、すでに20試合消化しているチームもあります。そんななか、ライオンズは18試合を消化して7勝11敗の5位(7チーム中)という状況です。あまり強いとは言えないところですが、ファームのチーム成績は二の次、ということも言えますのでここは気にしないでおきましょう。(^^;

 

投手について

先発投手

投手は先発と中継ぎで分けてみていこうと思います。ファームで先発した投手と成績のざっくりとしたまとめは以下の通り。(今シーズン先発登板したことがある投手で括っています。)

南川 5試合(4先発)0勝3敗1S4.85 26回 18奪三振 25被安打 9与四死球 失点15(自責点14)

高木勇 3試合(3先発)2勝1敗2.25 16回 13奪三振 13被安打 8与四死球 失点4(自責点4)

相内 2試合(2先発)1勝0敗1.29 14回 20奪三振 3被安打 7与四死球 失点3(自責点2)

本田  2試合(2先発)1勝0敗2.45 11回 4奪三振 6被安打 5与四死球 失点3(自責点3)

伊藤  2試合(2先発)0勝2敗6.30 10回 6奪三振 16被安打 6与四死球 失点15(自責点7)

佐野  1試合(1先発)1勝0敗1.29 7回 3奪三振 9被安打 2与四死球 失点1(自責点1)

十亀  2試合(1先発)1勝1敗6.00 6回 2奪三振 7被安打 2与四死球 失点6(自責点4)

ニール  1試合(1先発)0勝1敗4.50 6回 3奪三振 9被安打 1与四死球 失点4(自責点3)

國場  2試合(1先発)0勝0敗3.60 5回 2奪三振 4被安打 1与四死球 失点3(自責点2)

平良  2試合(1先発)0勝0敗0.00 4回 6奪三振 2被安打 0与四死球 失点0(自責点0)

 

ニール、佐野は現在1軍にいます。 武隈が4/12付で2軍落ちしたので、誰か1軍にあげる人を考えないといけません。順当に成績をみたら、高木、相内、本田の3択でしょう。佐野の可能性もありますが、前回好投した本田が第1候補でしょうか。相内もいまのところ2軍では敵なしって感じなので、榎田、内海、松本が戻ってくる前に1軍で見てみたいところではありますね。

國場は1試合先発していますが長い回を投げていないので、基本はリリーフ調整でしょう。1軍にあげられるかはわかりませんが…。伊藤は昨年は期待感を持たせてくれる活躍でしたが、今シーズンは絶不調ですね。まだ若いのでこれからですが、同級生の今井の活躍に刺激を受けているでしょうから引き続き期待しましょう。南川はファームのイニングイーター要因で、内容的にも1軍は厳しそう。

あとは平良の成績が素晴らしいですね。試合数が少ないので盲信はできませんが、4イニングで6奪三振0四球と、ゾーンで勝負できているのでしょう。高卒2年目なのでまだこれからかとも思いますが、沖縄出身で多和田山川と先輩もいますし、はやく1軍でも観れるようになってほしいですね。先発リリーフどちらで育てるのかは現時点では不明ですが、中継ぎかなーってイメージはあります。

十亀はこの中では一番実績があるのですが、調子はいまいちですね。おそらくどこかを痛めていて、調整中って感じなのかなとも思いますが。十亀が安定感出てくると先発もそれなりの層になってくるので復調を期待したいところ。 

 

リリーフ投手

リリーフ投手は以下の通り。今シーズン先発登板していないという意味でまとめています。 登板数順に並べています。

中塚 7試合0勝1敗1.42 6.1回 6奪三振 2被安打 6与四死球 失点1(自責点1)

粟津 6試合1勝0敗3.46 13回 13奪三振 6被安打 6与四死球 失点5(自責点5)

松本 6試合0勝1敗2S3.00 6回 4奪三振 10被安打 2与四死球 失点7(自責点2)

小石 5試合0勝0敗1.42 6.1回 4奪三振 1被安打 3与四死球 失点1(自責点1)

藤田 5試合0勝0敗10.38 4.1回 5奪三振 6被安打 3与四死球 失点6(自責点5)

森脇 4試合0勝1敗6.75 4回 3奪三振 9被安打 2与四死球 失点6(自責点3)

リャオ 4試合0勝0敗2.25 4回 2奪三振 1被安打 4与四死球 失点1(自責点1)

郭 1試合0勝0敗12.00 3回 1奪三振 2被安打 3与四死球 失点4(自責点4)

大石 3試合0勝0敗0.00 2回 1奪三振 2被安打 0与四死球 失点0(自責点0)

榎田 1試合0勝0敗0.00 2回 2奪三振 1被安打 0与四死球 失点0(自責点0)

 

榎田が戻ってきて4/12日に2イニング投げました。今後は先発調整するでしょうから、厳密にはリリーフの枠組みからは外れます。

まず及第点なのが粟津、小石でしょうか。粟津は失点は多いですが、三振が取れるので、状態が上がればという期待感はあります。小石はベテランなので実力はわかっていますが、いまは1軍に左腕が3人(野田、小川、佐野)いるので、かれらが落ちてきたときの出番になるでしょう。

中塚、リャオは四球を減らせればとても期待感はあるんですがね。イニングと同数の四球数では、短期的ならまだしも長期的な1軍での活躍は厳しいでしょう。良さを消さないで四球を減らせればとおもうんですが、そこが難しいんでしょうねぇ。

郭はもう厳しいかもしれませんね~。昨年後半から、今年にかける期待がありましたがいまいちパッとしません。このままでは戦力外濃厚まであります。あるいはファームのイニングイーターとして生きていくか。いずれにせよ、今年だめだと1軍戦力としてはほぼ見切られてもおかしくない歳です。奮起に期待しましょう。

松本、藤田、森脇は厳しいですね。藤田はまだ若いですが、松本森脇は年数は少ないですが年齢がそれなりなので、あまり悠長にしていられないでしょう。焦ってはいけませんが、頑張らないとこちらも立場が危うくなってきてしまいます。

 

先発に比べて中継ぎの層は薄いですね。どうしても先発から転向させて、という選択肢もちらついてくるでしょう。

 

投手まとめ

武隈が落ちた1軍の現状では先発が足りていないので、相内、佐野、本田、高木の誰かは1軍で先発するチャンスはあるでしょう。ニールも正直不安定なので、今後の内容次第ではこの枠も空くかもしれません。ただ榎田が戻ってきて、内海、松本も近々復帰するでしょうから、彼らが戻ってくるまでが勝負になるかもしれません。

リリーフは、今は1軍メンバーは好調ですが、下から突き上げはあまり期待できない状況かもしれません。ヒース、マーティンがダメな今、これ以上脱落者が出ると相当厳しい状態になります。そうなったら、佐野はすでにロングリリーフ要因になっていますが、相内あたりも中継ぎで勝負させることになるかもしれません。

期待株は平良と中塚、リャオでしょうか。平良はこの調子を維持できるのであれば、ちょっと1軍でも見てみたいところですね。

 

 

わかっていたことではありますが、投手陣に関しては正直言って層が厚いとは言えないのが現状です。ただ、今後の成長に期待を持てる選手もいるので、温かい目で見守りましょう。

 

では今回はここまで。またね~。