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埼玉西武ライオンズ年俸ランキングとFA権までの年数【2020年版】

こんにちは、鳩(はと)です。

 

ライオンズファンとしては気にならざるを得ない、選手のFA権取得までの年数。今回は年俸のランキング順*1にFA権取得までの年数*2を見ていきたいと思います。外国人選手はランクを決めるときには除外されるので、最後にまとめます。なのでランキングは日本人選手だけと考えてください。

 

なお、FA権取得については、とくに言及がない限り国内FA権を示します。海外FA権を知りたい場合はプラス1年すればわかります。

 

あと、あくまで年俸は推定なので、誤差はご了承ください。

 

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©埼玉西武ライオンズ

年俸ランキング1位~3位(Aランク)

1位 中村剛也

年俸:3億5000万円(△9000万円)

FA権取得まで:3年

年俸1位は2019年後半に大活躍し、優勝の立役者となった中村です。複数年契約中ですが、大幅昇給しました。

FA権は取得していましたが、2018年オフに宣言残留しました。インタビューなどを見ても移籍するつもりはないとのことなので、引退までライオンズの選手としていてくれることでしょう。レジェンドですね。

 

2位 山川穂高 

年俸:2億1000万円(△1億円)

FA権取得まで:3年36日

後半失速したものの、2年連続でHR王を獲得した山川が1億円upで2位になりました。後半成績を落としたため、物足りなさが残るシーズンになってしまいましたが、残した成績は立派ですし、シーズン通して活躍したら、という伸びしろも残した素晴らしい選手ですね。

FA権は3年ちょっとということで、フルで活躍したとして取得は2023年シーズン中となりますので、あと4年はいてくれることになりますね。 いま28歳ということを考えても、取得は32歳前後になりますので、選手としての全盛期はライオンズで過ごすことになります。

 

3位 森友哉

年俸:2億円(△1億2000万円)

FA権取得まで:3年12日

1年間捕手として試合に出続け、MVPも獲得した森が、大幅昇給を勝ち取り3位となりました。打撃では首位打者のタイトルを獲得するなど、年間通して力を見せましたが、ポジション上守備にも注目が集まるので、まだまだ上を目指せる選手ですね。

FA権は山川とほぼ同時に取得することになります。高卒で入団した森はまだ若いため、FA取得時は28歳ころとなります。このままいけば大争奪戦になるでしょうから、西武がどれだけお金を出せるのかが見どころではありますね。

 

年俸ランキング4位~10位(Bランク)

4位 増田達至

年俸:1億9000万円(△9000万円)

FA権取得まで:46日

クローザーとして安定感抜群の活躍を見せた増田が4位となりました。2018年は勤続疲労からか成績を大きく落としましたが、見事復活しましたね。

FA取得まで1年をきっており、2020年シーズン中に取得する見込みです。2019年オフに複数年契約を断っており、ファンからはまた流出かという悲観的な観測もみられますが、どうでしょうか。年齢は31歳で、選手としては脂がのっている時期だけに、欲しい球団は多いでしょう。

複数年より単年契約の方が年俸があがりやすいなどはあるかもしれませんが、球団側からすると金額はともかく複数年契約の方が次期クローザーの目途をいつまでにつければいいかの目安になるので、育成的に非常にやりやすいんですけどね。単年契約となった以上は今シーズン中に目途つけなければいけません。

 

5位 栗山巧

年俸:1億5000万円(△1300万円)

FA権取得まで:1年

中村と同じくライオンズ一筋でライオンズファンにとってのレジェンドである栗山が5位です。成績的には落ち込んできていますが、選手としての姿勢など、まだまだチームを引っ張っていってほしい選手ですね。

2016年オフに宣言残留しており、取得したとしても他球団に移籍する可能性は非常に低いでしょう。このままライオンズで引退してくれると思っています。

 

6位タイ 外崎修汰

年俸:1億4000万円(△7000万円)

FA権取得まで:2年113日

2019年の前半戦は非常に苦しみましたが、後半上げて大きく貢献した外崎が6位です。ユーティリティさが注目されますが、セカンドとして攻守に大活躍したので、基本的にはそのまま専念してもらって打撃成績を更に伸ばしてもらうことが期待されます。

FA権取得は2022年オフ。山川森より1年前です。コメントなどを見ていると残ってくれそうと期待してしまいますが、打撃も良くどの守備位置でも使えるユーティリティさを考えると、どこの球団でも欲しいでしょう。ある意味森山川より争奪戦になる可能性もあります。早い段階で囲い込みができるようにフロントには頑張って欲しいところですね。

 

6位タイ 源田壮亮

年俸:1億4000万円(△6000万円)

FA権取得まで:4年

特に守備によって大貢献している源田が同率で6位です。守備は文句なしの1級品ですが、攻撃面でも3年間で毎年150本前後の安打と.320程度の出塁率、そして30盗塁以上を記録しており、非常に安定感があります。もちろんシーズンの中での波があるのと、2番として起用されていることからさらなる上昇を期待されるところではありますが、スタメンとしては問題ないレベルの成績です。

FA取得までは4年と、山川森と同時期ですね。2020年からはキャプテンを務めますが、栗山路線になるか浅村路線になるか…。ぜひ栗山を見習ってほしいものです。(笑)

 

8位 金子侑司

年俸:1億2000万円(△6300万円)

FA権取得まで:69日

2度目の盗塁王を獲得した金子が大幅昇給をゲットして1億越えの8位です。秋山の穴埋めのためには打撃面での成績アップが求められます。長打力はかなわないでしょうから、打率、出塁率のアップが求められます。

FA取得までは69日となりますが、2019年オフに4年の複数年契約を結びました。これによって、ほぼライオンズで引退する路線になったということでしょう。前述のとおり守備走塁は文句なしなので、打撃面での向上を期待しましょう。

 

9位 平井克典

年俸:1億円(△6500万円)

FA権取得まで:4年

シーズン81試合登板のパリーグ記録を作った平井が1億円に乗りました。中継ぎはいつ調子を落とすかわからない過酷な仕事なので、年俸で評価されるのは良いことですね。

FA取得まで4年です。中継ぎという役職や年齢を考えても、4年間このまま働いてくれたらとてもありがたいですね。それくらい中継ぎは厳しいポジションだと私は思っています。

 

10位 内海哲也

年俸:7500万円(▼2500万円)

FA権取得まで:取得済

巨人から移籍したものの登板なしに終わった内海が10位です。37歳のベテランなので、年間とおして大活躍というのは難しいと思いますが、若手のコーチ役だけでなく、1軍でも登板して活躍して欲しいところですね。

FA権は取得済ですが、年齢的なことを考えても使う可能性は低いのではないでしょうか。巨人に戻るとしても、引退してコーチとしてなのかなという気がしますね。

 

11位以下

11位以下はまとめて表にしました。

順位 名前 年俸 増減 FA取得まで
11 十亀剣 7,000万円 △1,090万円 4年
12 榎田大樹 4,800万円 ▼700万円 1年32日
12 武隈祥太 4,800万円 ▼1,550万円 1年102日
14 木村文紀 4,500万円 △2,140万円 1年82日
15 髙橋光成 4,000万円 △2,150万円 5年35日
16 今井達也 3,500万円 △1,700万円 6年60日
17 小川龍也 3,300万円 △1,600万円 4年97日
18 岡田雅利 3,000万円 △130万円 1年82日
18 松坂大輔 3,000万円 - 取得済
20 野田昇吾 2,700万円 ▼300万円 4年5日
21 佐野泰雄 2,300万円 △1,000万円 5年20日
22 松本航 2,100万円 △600万円 6年39日
23 本田圭佑 1,600万円 △950万円 5年142日
23 宮川哲 1,600万円 - 7年
25 齊藤大将 1,400万円 ▼200万円 6年53日
26 森脇亮介 1,300万円 △300万円 6年43日
26 浜屋将太 1,300万円 - 7年
28 平良海馬 1,200万円 △600万円 7年47日
28 山野辺翔 1,200万円 ±0万円 6年94日
28 熊代聖人 1,200万円 △200万円 89日
31 高橋朋己 1,000万円 ▼1,000万円 -
31 粟津凱士 1,000万円 ±0万円 6年137日
31 柘植世那 1,000万円 - 7年
34 永江恭平 990万円 ▼50万円 2年75日
35 佐藤龍世 840万円 △240万円 6年
35 愛斗 840万円 △220万円 7年
37 國場翼 790万円 △250万円 6年61日
38 伊藤翔 770万円 ▼100万円 7年29日
38 水口大地 770万円 ±0万円 4年98日
40 松岡洸希 750万円 - 8年
40 森越祐人 750万円 - 5年34日
42 中塚駿太 710万円 ▼220万円 6年130日
43 田村伊知郎 700万円 ±0万円 6年49日
44 西川愛也 700万円 ±0万円 8年
45 鈴木将平 660万円 △100万円 7年84日
46 渡邉勇太朗 650万円 ±0万円 8年
46 川野涼多 650万円 - 8年
48 川越誠司 640万円 ▼120万円 7年
49 戸川大輔 630万円 △130万円 7年127日
50 山田遥楓 620万円 ▼30万円 7年94日
51 井上広輝 600万円 - 8年
51 駒月仁人 600万円 △130万円 7年5日
51 牧野翔矢 600万円 ±0万円 8年
54 相内誠 590万円 ▼50万円 7年70日
55 呉念庭 560万円 ▼90万円 6年12日
56 高木渉 520万円 △50万円 7年139日
57 藤田航生 500万円 ±0万円 8年
57 上間永遠 500万円 - 8年
57 斉藤誠人 500万円 △30万円 6年140日
57 綱島龍生 500万円 ±0万円 8年
57 岸潤一郎 500万円 - 7年
62 與座海人 470万円 ▼230万円 7年
63 東野葵 400万円 ±0万円 -
63 出井敏博 400万円 - -
63 中熊大智 400万円 ±0万円 -
66 大窪士夢 280万円 ±0万円 -

以上が日本人選手のランキングになります。

 

FAが短くて抜けて困るといったら、岡田あたりでしょうか。レギュラーではありませんが、森のバックアップとして重要な存在です。

木村、榎田、武隈あたりは、主力ではありますが移籍したらしょうがないという感じですね。おそらく残ってくれると思いますが。

 

なお、病気により契約保留選手となっている多和田は、2019年は年俸8,000万円、FA権取得まであと4年18日です。

契約保留選手の扱いがどうなるのかがぱっとわからなかったので、今回のランキングからは除外しました。このままの金額で入るとすると、内海を抜いて10位に入りますね。

 

外国人選手

最後に外国人選手の年俸も並べておきます。

11位以下はまとめて表にしました。

順位 名前 年俸 増減 FA取得まで
1 ニール 2億2000万円 △1億4850万円 7年
2 メヒア 1億円 ▼4億円 2年2日
3 スパンジェンバーク 8,000万円 - 7年
4 ノリン 6,000万円 - 7年
5 ギャレット 5,000万円 - 7年

メヒアが大幅減俸を飲んで残留したことが話題になりましたね。ニールは3倍近くの昇給となりましたが、2020年シーズンは前年に続いて活躍できるのかが注目です。

編成についての記事でも書きましたが、スパンジェンバークはレギュラーとして期待されます。ノリン、ギャレットは未知数なので何とも言えませんが、開幕にはどちらかは1軍にいるのではないでしょうか。その場合は中継ぎとして期待されるギャレットが濃厚かなとは思います。

 

まとめ

年俸総額は約30.5億円

年俸総額は30億5380万円となりました。72名の選手が在籍しているので、平均すると約4,200万円です。

2019年は12球団の中では7位だったらしいですね。総額は前年よりも増加していますので、順位も少し上がるかもしれません。まあホークス、ジャイアンツの2球団がずば抜けて多いですが、他の10球団はだいたい23億から35憶の範囲に収まっていますので、順位は簡単に入れ替わると思います。

なので12球団中何位とかを気にするのは、あまり意味がないかもしれませんね。

1億円プレーヤーの増加

1億円プレーヤーが外国人も入れると11人というのは、ライオンズ的にはかなり年俸高騰していますね。2連覇しているので、高くなるのは当然ではありますが。そのうち野手が8人というのも特徴的ですね。

髙橋、今井あたりは、来年は難しいかもしれませんが、2020、2021と2年連続で二桁勝てれば1億円近くまで行く可能性がありますので、次の1億円プレーヤーは彼らに期待ですね。

FA流出は次は増田??

増田はあまりメジャー志望というのはきかないので、FAするとしたら2020年オフでしょう。複数年契約を断ったからといって必ず宣言するとは限りませんが、多くのライオンズファンはなかば諦めているかもしれません。(笑)

リリーフは盤石とは言えないので、育成なり外国人を獲得するなりトレードするなり、体制の整備は必ず必要になってくるでしょう。

 

 

長くなりましたが、今回はここまでです。

ありがとうございました(^^)/

 

 

編成については以下の記事を参考にどうぞ↓↓

www.zakkyaton.com

www.zakkyaton.com

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