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横浜DeNAベイスターズ2020年の編成を考える②(投手編)

こんにちは、鳩(はと)です。

 

前回に引き続き、今回は2020年のベイスターズ投手陣について見ていきたいと思います。

 

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©横浜DeNAベイスターズ

1.所属投手一覧

前回のとおり、投手は34人+育成4人の計38人所属しています。

2019年までの起用をもとに、先発、リリーフ、ロング(先発とリリーフのどちらもありえる)に分類していきたいと思います。

選手は年齢順で、年齢は2020年1月20日時点の年齢です。

先発 

番号 名前 年齢 投げ
15 井納翔一 33 R
- マイケル・ピープルズ 28 R
21 今永翔太 26 L
16 大貫晋一 25 R
26 濵口遥大 24 L
11 東克樹 24 L
59 平良拳太郎 24 R
30 飯塚悟史 23 R
27 上茶谷大河 23 R
20 坂本裕哉 22 L
48 京山将弥 21 R
12 阪口皓亮 20 R
93 中川虎大 20 R

以上の13人が先発候補です。 

リリーフ 

番号 名前 年齢 投げ
68 藤岡好明 34 R
53 スペンサー・パットン 31 R
58 武藤祐太 30 R
35 三上明也 30 R
34 平田真吾 30 R
046 田中健二朗 30 L
49 赤間謙 29 R
17 三嶋一輝 29 R
92 国吉佑樹 28 R
43 進藤拓也  27 R
62 エドウィン・エスコバー  27 L
19 山﨑康晃 27 R
56 濱矢廣大 26 L
24 齋藤俊介 26 R
67 古村徹 26 L
94 笠井崇正 25 R
47 砂田毅樹  24 L
107 レミー・コルデロ  22 L
13 伊勢大夢 21 R
- Y.ディアス 20 L

以上の20人がリリーフ候補です。 

ロング 

番号 名前 年齢 投げ
14 石田健大 26 L
41 櫻井周斗 20 L
28 勝又温史 19 R
100 宮城滝太 19 R
54 浅田将汰  18 R

以上の5人がロング候補です。 

 

先発 

短期的視点 

2019年の起用から石田はロングにいれましたが、今永石田浜口の左腕4人組と井納上茶谷平良、そして新加入のピープルズと、先発の駒は12球団でも屈指のメンバーが揃っています。

ピープルズは未知数ですし、平良や京山は年間通して1軍でやったことがないので、万全とはいかないかもしれませんが、ポテンシャルは十分です。怪我や不調もあるでしょうが、駒が足りなくなる可能性は少ないのではないでしょうか。

2軍で余らせておくのがもったいないとすると、2019年同様石田は中継ぎ起用になるでしょうが、本人は先発志望だと思うのでモチベーションが下がらないようケアは必要でしょう。個人的にはクローザー候補としてリリーフに専念しても良いと思っていますが。

長期的視点

前述のとおりメンバーが揃っている先発陣ですが、年齢も若く数年にわたって活躍が期待できるメンバーが揃っているのも大きな強みです。今永あたりはメジャー志望があるかもしれませんが、それでも国内FA取得が4年後なのでそこでポスティングがあるかどうか。

新加入の坂本も期待されていますし、櫻井も先発挑戦するとのニュースがありましたが、長期的に見ても先発陣は魅力的な戦力が揃っています。あとは彼らが長期にわたって活躍できるよう、トレーナーなどのサポートが大切になってくるでしょう。

それさえできれば、ベイスターズは今黄金期を迎える要素は揃っていると言えます。

 

リリーフ

短期的視点

一番の不安要素は中継ぎ陣の勤続疲労でしょう。2,019年はエスコバー、三嶋が70登板を越えています。三嶋は2018年も60試合に投げており、だんだん負担も大きくなってきているでしょう。

国吉は速球を中心に大きく飛躍をしましたが、制球はまだ課題があり安定感という点ではまだまだです。パットンもだんだん厳しくなってきています。

そう考えると、駒は揃っているように見えますが、万全なのは少なく、どうなるかは始まってみないとわからないのはネガティブポイントです。

繰り返しになりますが、場合によっては2019年の石田のように、先発ローテに入れなかったローテ候補を中継ぎに回すという手段に出る可能性は結構高いでしょう。

いずれにせよ、勝ちパターンの中継ぎが調子が悪いと数試合結果が出ない状態が続かないと配置転換もしづらく、負け試合が続きがちです。もちろん信用して起用し続けるということも必要ですが、素早く状態を見極めることが必要になってくるでしょう。

長期的視点

長年クローザーを務めた山﨑がメジャー志望を表明しました。早ければ2020年オフにでもとのことでしたが、できればもう1年いて2021年オフにポスティングというのが球団としては嬉しいのではないでしょうか。

いずれにしても、クローザーの後継者を探さないといけません。正直今の中継ぎ陣で安心してクローザー候補にできるような人はいないように思います。むしろ石田のほうが適切なのではないかと思います。

ポスティングは球団が時期を選べるので状況次第かもしれませんが、ここ数年は選手に対してホワイトな球団のように思えるので、ポスティングは認めるでしょう。そうなると、2020または2021年シーズンまでにクローザーの目途を付けないといけません。ここが大きな課題ですね。

 

まとめ 

先発陣は豊富なものの中継ぎ陣は不安要素がある陣容となっています。もちろん先発陣を後ろに回してばっかりでは、逆に先発が足りなくなるという事態もあるため油断は禁物ですが、外国人やドラフトなどで中継ぎの補強は考えていかなければいけませんね。

 

では今回はここまで。

それではまた(^^)/