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コーリー・スパンジェンバーグは期待できるのか【2020年ライオンズ新外国人】

こんにちは、ざっきゃとんです。

 

ライオンズの新外国人、コーリー・スパンジェンバーグの春季キャンプA班入りが決まりましたね。

www.seibulions.jp

新外国人なので、1軍のコーチ陣が直接見たいと思うのでA班入りはある意味当然ですが、実際どんな成績を残してくれるのか、期待感がありますね。

今回はスパンジェンバークがアメリカで残してきた成績を振り返ってみましょう。

 

 

MLB時代の経歴

1991年3月16日生まれですので、開幕時点では29歳となります。学年的には金子侑司*1となりますね。

2011年のドラフトでサンディエゴ・パドレスから1位指名(全体で10巡目)され、MLB入りしました。2012,2013年シーズンは下部で経験を積み、3年目の2014年に初めてメジャー昇格を果たしました。まあ昇格は9月なので、シーズン終盤のお試し起用という感じですね。そもそもパドレスは2005,2006年にナショナルリーグ西地区を連覇した後、長く低迷しています。若手にとっては出番が得やすいチームとも言えますね。

2015年は108試合に出場し、まあまあな成績を残しますが、2016年は怪我により14試合の出場のみ。2017、2018年はそれぞれ129試合、116試合出場と、レギュラークラスの起用をされますが、2018年オフにDFA(日本で言う自由契約のようなもの)され、ミルウォーキー・ブリュワーズに移籍しました。

2019年はメジャー契約でスタートしますが、途中でDFAされそのままマイナー契約へ。8月にまたメジャーに上がりますが、結局オフに放出されました。

ちなみに2019年のAAAでの成績は、113試合で.309、14HR、62打点とまずまずといったところ。

 

経歴から読み取る期待値

攻撃面

初メジャーの2014年から2019年までの6年間でのメジャー通算打撃成績は次のとおり。

 

419試合 1380打席1250打数320安打 打率.256 29本塁打 119打点 出塁率.315 長打率.389 盗塁34 盗塁死10 犠打16 四球102 三振374 併殺打14

 

かんたんなセイバーメトリクスで見てみると、

OPS.704 K%27.1% BB%7.4% BB/K0.27

 

MLBとNPBで違うので単純比較はできませんが、この成績をNPBの2019年成績でみて、だいたいのイメージを見てみることにします。

 

OPS

菊池涼介(C).719

渡邉諒(F).718

梅野隆太郎(T).718

大山悠輔(T).714

スパンジェンバーグ(L).704

糸原健斗(T).689

栗山巧(L).687

 

主軸というよりは脇を固める打者というイメージでしょうか。

一発があるので油断はできませんが、ここら辺が主軸にいるとちょっと弱いな、というようなイメージの打者が並んでいます。(大山は主軸を打つことが多かったですが…)

 

K% 

W・バレンティン(S)25.0

甲斐拓也(H)25.1

筒香嘉智(DB)25.3

浅村栄斗(E)25.5

神里和毅(DB)26.4

スパンジェンバーグ(L)27.1

ブラッシュ(E)29.8

村上宗隆(S)31.0

 

村上は2019年規定到達者でワーストだったので、そのままの数字で入れたらワースト2ということになります。三振はけっこう多いタイプですね。

 

BB%

大島洋平(D)8.0

雄平(S)7.5

スパンジェンバーグ(L)7.4

荻野貴司(M)7.0 

大和(DB)6.9

梅野隆太郎(T)6.9

ビシエド(D)6.9

 

四球は少なめの数値です。大島、荻野、ビシエドあたりは四球が少なくても安打が多いので、出塁率は約.370でていますが、安打が少ないと出塁率は.300ちょっとくらいに落ち着いてしまうでしょうか。

 

BB/K

松田宣浩(H)0.29

近本光司(T)0.28

スパンジェンバーグ(L)0.27

大田泰示(F)0.24

神里和毅(DB)0.21

 

数字が小さいほうが良くない数字ですが、2019年規定到達者では神里がワーストだったので、こちらもワースト3にはいる数字となってしまっています。

 

打撃面では大きな期待はできないか…?

まず、三振が多くて四球が少ない。

選球眼の能力は大きく変わることは少ないため、この傾向はNPBでも同様と見てよいでしょう。

ホームランは143試合換算すると9.9本なので、MLB→NPBのプラスアルファで見ても二桁は打てそうです。

盗塁は、できなくはないが率が高くないので得意とは言えませんね。ただ左打ちで併殺は少ないので、足が遅いということはないでしょう。

 

このデータだけで見ると、上位打線ではちょっと使いにくいかなと。特にライオンズは打線が良いので。

金子、源田の1,2番コンビがどう出るかが大きいですが、固定できたとすると森山川中村外崎までは確定でしょう。なので使われるとしたら7~9番の下位打線から、ということになる可能性が高そうです。

金子や源田がイマイチな場合は外崎の繰り上がりなども考えられますが、スパンジェンバーグがあがることは低いかもしれません。あるとしたら、併殺の少なさを買って2番ですかね。

 

ただ、最初は下位打線スタートになる可能性が高いでしょう。

 

守備面

守ったことがあるのは、二塁、三塁、ショート、センター、レフト、ライトですね。ショートとセンターは1試合ずつ、ライトは2試合と、数えてはいけないかもしれませんが、いずれにしても守備に関しては器用さがありそうです。

ちなみになんと投手として投げたこともあるようですよ。

 

各守備位置での成績は次のとおり。ショート、センター、ライトは数が少ないので省略します。

 

二塁 142試合 刺殺179 捕殺77 失策2 併殺20 守備率.975

三塁 168試合 刺殺71 捕殺276 失策20 併殺25 守備率.946

レフト 42試合 39刺殺 1捕殺 1失策 1併殺 守備率.976

 

これも2019年のNPBで近い選手を挙げてみましょう。

 

二塁手

山田哲人(S)守備率.989 刺殺297 捕殺417 失策8 併殺84

菊池涼介(C)守備率.985  刺殺272 捕殺387 失策10 併殺80

外崎修太(L)守備率.983  刺殺361 捕殺456 失策14 併殺97

渡邉諒(F)守備率.983  刺殺258 捕殺373 失策11 併殺65

スパンジェンバーグ(L)守備率.975 刺殺179 捕殺77 失策2 併殺20

 

守備率.975はちょっと低めですね。

失策数は多くないのに守備率が悪いので、守備機会が少ないのでしょう。 ただ試合数は142試合と大きく変わらないので、もしかしたらRngR(守備範囲)が低いのかもしれません。

外崎は失策が多かったので守備率は低めですが、刺殺捕殺併殺の数値はとても優秀でした。外崎をどかしてまでセカンドで使うかというと、その可能性は低そうです。

 

三塁手

中村剛也(L)守備率.956 刺殺79 捕殺205 失策11 併殺16

スパンジェンバーグ(L)守備率.946 刺殺71 捕殺276 失策20 併殺25

大山悠輔(T)守備率.945 刺殺78 捕殺263 失策20 併殺27

 

大山の数値ととても近くなっています。

しかし失策が多いですね。捕殺が多いので方は強いのかもしれませんが、この守備率では守備が良いとは言い難い数値です。

ただ、中村も年齢を重ねてDHや休養日を挟みながら出る、という可能性もなくはないため、その場合の代役として三塁手を守ることは悪くないかもしれません。

 

左翼手(外野手)

秋山翔吾(L)守備率.983 刺殺283 捕殺8 失策5 併殺3

ソト(DB)守備率.980 刺殺96 捕殺4 失策2 併殺0

スパンジェンバーグ(L)守備率.976 刺殺39 捕殺1 失策1 併殺1

グラシアル(H)守備率.964 刺殺129 捕殺3 失策5 併殺0

バレンティン(S)守備率.957 刺殺132 捕殺2 失策6 併殺0

 

 試合数が異なるので、刺殺捕殺などの数値は比較できませんが、守備率的にはやはり良いとは言えないところですね。ソト、グラシアル、バレンティンと打撃重視の外国人と近い数値といわれると、不安が残ります。

 

守備面でも過度の期待は禁物

複数ポジションを守れてユーティリティだ!と話題になりましたが、どこも守備が上手いかといわれると、正直微妙な数値が出てきてしまいました。

まあ上手かったら複数ポジションじゃなくて一か所を専任すると思うので、そんなもんかという気もしますがね。

 

まとめ

正直、どれも素晴らしい成績とは言えないかなというところでしょうか。まあ素晴らしい成績を残していたらMLBに残っているでしょうから、こんなものでしょうね。

もちろん、MLBのほうがレベルは高いと思うので、NPBで成績が向上する可能性は十分にあります。一方で、うまく適応できないとMLBで実績があっても良い成績を残せない可能性もあります。

 

ライオンズ的に見ると、セカンド外崎をどかしてまで使うというのは、ちょっとありえない気がしますね。サードは中村の休憩時にでばんがあるかどうか。佐藤龍世などが台頭してきたので、佐藤を使うかもしれませんが。

一番可能性が高いのはやはり外野、レフトでしょう。金子がセンターに回るのでちょうど良いです。 ただし、打撃があまり期待できない場合は、若手に出番を奪われる可能性も大いにあるでしょう。

 

いずれにしても、ケガがない限りは開幕後数試合は起用されるでしょう。オープン戦などでの調子次第ですが、8番レフトくらいなんじゃないかなと思います。オープン戦も含めた2か月ほどで日本に適応できるかどうかが、彼が日本で活躍できるかどうかのカギになります。

開幕直後は注目して見てみたいですね。もちろんライオンズの一員になってくれたからには応援していきますよ(^^)/

*1:1990年4月24日生まれ