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ライオンズの2020年開幕ローテーションを考える

世界的なコロナウイルスの蔓延により、日本プロ野球も開幕延期となってしまいました。現時点では開幕日も決まっていないため、今後どうなるのかわからない部分も多いのですが、ただ待ってても暇なので、今回はライオンズの2020年シーズン開幕ローテーションについて考えていきましょう。

 

 

前提

開幕は金曜日

何月何日に開幕するかは未定な部分がありますが、曜日は「金曜」開幕になるという前提で考えていきます。

もともと金曜日に開幕する予定だったということもありますし、開幕ゲームは週末に行うことで興行的にも利点があります。なので金曜と予想します。

ということを考えると、現在週末に投げている先発投手が、開幕カードに登板する可能性が高いということが言えます。

 

開幕投手はニール

開幕投手がニールであることは決定済です。今後極度の不調や怪我などがない限りは変更される可能性は低いので、”開幕投手=ニール”は固定して考えます。

 

オープン戦の結果を振り返る

ライオンズは雨天中止の試合が多く、オープン戦の消化試合が他球団よりも少なくなっています。練習試合等もありましたが、ここでは今までのオープン戦の結果を振り返ってみようと思います。

 

3/1(日) ○3-1 vsベイスターズ

先発の松本航は5回57球5奪三振無四球で3安打無失点と完璧な投球を見せました。ベイスターズ打線は主力が並んでいた中で、調子の良さをうかがわせる内容でしたね。

他の先発候補では、二番手の浜屋は2回を投げ36球2奪三振無四球の5安打1失点、相内は1回12球1奪三振無安打とまあまあといったところ。

 

3/3(火) ○6-0 vsドラゴンズ

髙橋光成は5回69球6奪三振無四球1安打無失点と、松本に負けじと好投。ただし、ドラゴンズのラインナップは1軍半~2軍メンバーだったことは考慮に入れておく必要がありますね。

他の先発候補では、伊藤翔は2回無失点でした。

 

3/4(水) 雨天ノーゲーム vsドラゴンズ

雨天ノーゲームにはなりましたが、先発は今井で3回55球2安打4四死球1失点の内容。雨でグラウンドコンディションが悪かったとはいえ、制球が定まらずボール先行になる苦しい投球が続きました。

 

3/6(金) ●1-2 vsカープ

ニールが4回1/3を投げ82球2奪三振4四死球5安打2失点でした。1失点に抑えたものの、制球が定まらず4四死球と自ら苦しいピッチングにしてしまいましたね。

ギャレット、増田、平良はここでは省略します。

 

3/7(土)〇11-5 vsカープ

前回好投した松本が4回67球2奪三振1四死球6安打4失点とピリッとしない結果になりました。「腕が振れていないのに(球を)置きにいって打たれてしまった。投げミスが長打につながった」*1というコメントもありますが、調子が悪いなりの投球術が身につけばワンランク上の投手に慣れると思うので、改善を期待したいところですね。

他の先発候補は、浜屋が3回を投げ55球6奪三振1四球2安打1失点でした。三振数が少ないライオンズ投手陣の中、3回で6奪三振を取れる能力があるというのは、期待が高まりますね。

 

3/8(日) △3-3 vsカープ

松坂が先発し、3回69球3四死球4安打2失点でした。いかんせん球数がかかりすぎており、スタミナに課題があるベテランとしては苦しいピッチングでした。三振0が表している通り、空振りが獲れる決め球がないのが苦しい要因だと思います。

4番手に登板した與座は4回47球2奪三振2四死球2安打無失点で、アピールしてきましたね。

 

3/11(水) ●2-9 vsイーグルス

10日の中止を受けてスライドした髙橋光成は2回を31球1奪三振1四死球無安打無失点と好投しました。

2番手の伊藤翔は2回4四死球4安打6失点と、開幕ローテ入りは脱落といった内容でした。

なお、相内はこの日も1回を投げ、先発ではなく中継ぎでやっていくことになったんでしょうか。個人的にはそちらの方が良い結果になると思っていますがどうでしょう。

 

3/13(金) ●7-2 vsスワローズ

先発は本田圭佑で4回74球2奪三振3四死球2安打1失点。2019年はスタミナに課題が見えた本田としては、四死球を減らして球数を減らせるようなピッチングが求められますが、この日はイマイチといったところでしょうか。

浜屋は1回でしたが1四死球を与えたものの打者3人で切り、アピールを続けていますね。

 

開幕ローテを予想

ここまで見て、まずニールと髙橋光成、松本航は確定と言っていいでしょう。昨年の実績もあるし、オープン戦もまずまずの調子を維持しているので文句はないでしょう。プラスして、昨年の実績から今井と本田も最終的には入るでしょう。

 

あと1枠ですが、ここまでアピールに成功している浜屋の可能性が最も高いのではないでしょうか。左腕なので中継ぎでも使ってみたいところですが、先発として結果を残しており、使ってみたい魅力は十分あります。対抗は與座や松坂といったところですが、現状アピール度では浜屋に負けているかなといった状況ですね。

 

次に順番を考えていきましょう。

金曜開幕という前提通りに考え、まず金土日の3連戦があります。

金曜はニールとして、今の流れで言うと2戦目松本も確定といえるのではないでしょうか。3戦目は髙橋かというところですが、安定している3人を一つのカードにまとめてしまうのも不安なため、おそらく髙橋は2カード目のあたま、火曜日の登板になると考えられます。となると、本田または浜屋の可能性が高そうです。

2カード目頭は前述のとおり髙橋。2戦目はマメにより登板を飛ばしている今井がきそうです。3戦目は本田又は浜屋の投げていないほう。

 

まとめると、

ニール→松本→本田or浜屋→髙橋→今井→浜屋or本田

となる可能性が高そうですね。

 

 

開幕日がいつになるか決まっていないため、相手との相性などが考慮できないところがまた難しい点ではあります。

早く開幕が決まって欲しいですね。

 

ではまた。