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【ネタバレなし感想】シン・ウルトラマン【鑑賞記録】

こんにちは、鳩です。

 

シン・ゴジラに続いて大人気特撮シリーズのリメイク映画である『シン・ウルトラマン』を映画館で鑑賞してきましたので感想を書いていきたいと思います。

気になるけど見ようか迷っているという人にも読んで欲しいと思いますので、極力ネタバレがないように書いているつもりですのでご了承ください。

 

ちなみに原作ウルトラマンは視聴済、完璧には覚えていませんが大まかなストーリーは把握しています。

 

 

 

 

shin-ultraman.jp

 

映画概要

2022年公開(日本)
企画・脚本:庵野秀明
監督:樋口真嗣
出演:斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊 ほか 
視聴方法:映画館

www.youtube.com

 

ざっくりとあらすじ 

地球上で日本にだけ巨大不明生物が現れるようになった。政府によって『禍威獣(カイジュウ)』と名付けられた巨大不明生物に対して通常兵器はまるで役に立たなかったが、研究者たちが見つけた禍威獣の弱点により、撃退することに成功していた。

それを見た政府は禍威獣対策のスペシャリストチーム『禍威獣特設対策室専従班』、通称『禍特対』を設置し、禍威獣への対応に当たらせていた。

禍特対が電力を食う禍威獣への対応に苦慮していると、人型の正体不明生物により禍威獣があっという間に撃退されるという場面に遭遇する。次に現れた放射性物質を放つ禍威獣に対してもその人型生物は現れ、周囲に放射性物質を撒き散らかさないよう爆破ではなく禍威獣ごと持ち去る方法で撃退した。

まるで人類のことを思って禍威獣を撃退してくれたように見える人型生物は、本当に人類の味方なのか、その正体は何なのか。人類と禍威獣との争いは新たなステージに突入した。

 

ストーリーについて

よかった点

原作ファンが楽しめる懐かしのシーンがふんだんに盛り込まれている

登場する禍威獣の種類が少ないのはしょうがないところですが、原作でも有名どころを厳選した感じで、「こいつが出てくるのか!」と思わせてくれるところですし、それ以外でも「あーこういうシーンあったなー」と思わせてくれるポイントがふんだんに盛り込まれています。

原作未視聴の人にとっては楽しめないポイントですが、リメイク物である以上こういったところがお楽しみポイントになるのは致し方ないし、原作未視聴者に優しくないという批判はお門違いと私は考えます。

そういう意味で、原作ファンを楽しませようという意図は読み取ることができたのは、よかった点として挙げたいところです。

 

原作通りではない予想外な展開

前項とは逆で、単純に原作をなぞっただけでないストーリーによって先が気になる構成になっています。

これは書いていくとネタバレになるので、ネタバレなしと謳っている以上詳細を書けないのはもどかしいところですが、あの禍威獣が撤退する理由とか、最後の禍威獣ってそうやって来るのかとか、予想外な展開が続くところは見ていて集中力が続くというか飽きがこないというか、画面に引きつけられるようにされているのは”リメイク”ということをうまく逆手に取ったものだと思います。

 

話の筋が通っていること

原作は基本1話完結なので各話のつながりが希薄ですが、映画として一本にまとめるにあたって禍威獣が日本に現れる理由、宇宙人が地球を狙う理由付けがちゃんとされていることでストーリーに一本筋を通しています。

原作はあくまでこども向けだからという点もあるかもしれませんが、怪獣が出てくるのが当たり前の世界なので、怪獣が出てくることに疑問が抱かれることはなかったと思います。一方で、今作は大人向け作品にリメイクされているという点からも禍威獣が出てくる理由がちゃんと説明されていました。大人って理詰めで考えてしまうところがありますからね。笑

まあ「すごく納得!」という感じではなかったのも正直なところありますが、話として筋が通っているかどうかという点では問題なかったと思いますし、説明がなかったらなんのため戦っているのかわからないので、ちゃんと説明してくれてよかったと思います。

 

イマイチな点

物語としての盛り上がりがイマイチ

『シン・ゴジラ』ではあくまで人間が主役であり、登場人物の感情の起伏であったり思惑が分かりやすく描写されていたこともあって、物語の中でピークとなるポイントがかなり分かりやすく描かれていました。

一方で、今作は主役であるウルトラマンが言葉を話すので何を考えているかなどはわかるのですが、彼に感情の起伏が乏しいうえ、登場人物も淡々としている人が多いです。結果として、物語を盛り上げる要素である感情の熱量による盛り上がりが乏しいと感じられてしまい、粛々と物語が進んでいるような感覚を覚えました。

また最後の敵撃破後に世界がどうなったかの描写がありません。もう禍威獣は来なくなったのかとか、技術はどうなったのかとか、気になる点は何点かありました。

結果、物語完結後にカタルシスを得られたかという点については、正直イマイチだったと言わざるを得ません。

 

シン・ゴジラと比べて現実味が薄い

『シン・ゴジラ』では、現実の地名がたくさん登場し「自分にゆかりのあるところがゴジラに破壊された笑」などといった盛り上がりもありましたが、今回はそういったところはあまり出てこなかったと思います。もちろん少しは出てたように思いますし、言及はなくてもどこかわかるようなロケーションもあるのですが、そういった楽しみ方は今作は難しいと思います。

また、『シン・ゴジラ』は人間ドラマが主であったため、役所の仕事具合などがリアルかつコメディタッチで描かれている点がヒットしたところだと思いますが、今作はウルトラマンと禍特対の内部が主に描かれているため、あまりリアリティがあるような描写ではなかったと感じました。

もちろんSF物なのでリアリティが必須なのかというと必ずしもそうではないかもしれませんが、『シン・ゴジラ』と同じテイストを期待するとガッカリするかもしれません。

 

 

鳩の評価点

今作の点数は、

6点(10点満点)

です。

 

原作ファンの自分としては楽しめるところはあったのですが、そうでない人は微妙に感じてしまうというのも理解できます。

「リメイクならしょうがないってさっき言ったじゃん」と言われてしまいそうですが、『シン・ゴジラ』は原作をそれほど知らなくても楽しめるような作りだったので、今作も同じく楽しめるよと言えるかというと、万人に受けるのは少し難しいと思います。自分は楽しめたけど。

 

まあ、脚本家も同じだしタイトルも似せていることから『シン・ゴジラ』との比較は避けては通れないところですよね。これで比較するなというならそんなタイトルつけるなと言いたい。笑

 

そんなに高得点ではないかもしれなませんが、サブスクに上がったらもう一度見たいと自分は思います。何回か見ることでもっと楽しめるポイントが見つかるかもしれないし。

でも初見ですごく人を惹きつけるなにかがあるかというと、ちょっと弱いかなというのが正直な感想ですね。

映像は綺麗だし、ウルトラマン特有のアングルによる雰囲気が出ていてよかったと思うので、もう少しストーリーに山があったらよかったのかなー、といったところが私の総括になります。

 

 

それではまた。

 

※あくまで一個人の感想です。また、隅々まで見尽くしたうえでの感想ではありませんのでご了承ください。