こんにちは、鳩です。
年度切り替わり時期で仕事が超絶忙しく、予測記事を書く気力がまったくありませんでした。
また再開していきたいとおもいますので、細々と書いていきたいと思います。
では、今回はヴィクトリアマイルの予想をしていきます。
ヴィクトリアマイル
東京競馬場芝1600mで行われるヴィクトリアマイル。
昨年は14番人気のテンハッピーローズが1着になるなど、度々波乱が起きているG1なだけに、人気薄でも根拠があれば推していきたいところです。
スタートからコーナーまでは約540mと長く、緩やかに坂を下る途中からスタート。コース幅が広くコーナーも緩いうえ、最終直線も約525mと長い。コースレイアウト的には速度が落ちる要素がないため、基本的にはペースは上がりやすい。
結果、スピードだけでなくスタミナも問われやすい舞台であるため、短距離を主流として距離延長で臨む馬はスタミナ面で不安が大きい。
一方で、スピードも問われるため、中距離からの短縮馬については、スローペースばかり経験している馬というのも追走力という点で不安あり。
その点から、東京マイル戦や似たレースになりやすいコースが得意な馬は狙っていきたいところ。
<参考>各競馬場マイル戦のペース傾向(ざっくりイメージなので違う点もあるかも)
中山…ずっと緩やかなコーナーを走っているようなコースなので傾向は全く違う。
京都…第3コーナーで坂を上り、そこから下ってあとは平坦なので、第4コーナー付近からのスピードとその持続力勝負になりやすい。
阪神…右左が逆だが、比較的東京マイルに近いレース展開になりやすい。
中京・新潟…最終直線が長いワンターンだが、コーナーが急でペースが上がりにくいため、前半スローペースからの最終直線での瞬発力勝負になりやすい。
展開予想
過去10年のラップタイムを見てみましょう。
2024年:12.2 - 10.5 - 11.1 - 11.6 - 11.4 - 11.6 - 11.7 - 11.7
2023年:12.1 - 11.0 - 11.1 - 12.0 - 12.3 - 11.3 - 11.0 - 11.4
2022年:12.5 - 10.8 - 11.4 - 11.6 - 11.7 - 11.1 - 11.3 - 11.8
2021年:11.9 - 10.8 - 11.6 - 11.7 - 11.6 - 11.2 - 10.9 - 11.3
2020年:12.0 - 10.9 - 11.3 - 11.4 - 11.1 - 11.2 - 11.1 - 11.6
2019年:12.3 - 10.6 - 10.8 - 11.1 - 11.3 - 11.2 - 11.5 - 11.7
2018年:12.4 - 11.3 - 11.5 - 11.6 - 11.5 - 11.1 - 11.2 - 11.7(稍重)
2017年:12.6 - 11.2 - 11.8 - 12.3 - 12.2 - 11.1 - 10.8 - 11.9(稍重)
2016年:12.3 - 10.4 - 11.1 - 11.9 - 11.5 - 11.4 - 11.3 - 11.6
2015年:12.1 - 11.0 - 11.2 - 11.2 - 11.4 - 11.2 - 11.6 - 12.2
稍重の2年以外は2ハロン目にで11秒以内とスタートから早く、その後の区間も12秒台が出てくるほうが少ないと、緩まずにそのまま最後まで流れるというレースがほとんど。
この点からの狙い目としては、先行馬ならハイペースでも残すことができる持久力、差し馬ならハイペースでも最後に足を残せる追走力が必要と言えます。
今回の出走馬を脚質別に分類すると以下のとおりでしょうか。
<逃げ>1クリスマスパレード
<先行>4サフィラ、8シンリョクカ、9アドマイヤマツリ、13ビヨンドザヴァレー、14マサノカナリア、16クイーンズウォーク、18アリスヴェリテ
<中団差し>3アルジーヌ、5ラヴェル、11シングザットソング、12シランケド、15ソーダズリング、17アスコリピチェーノ
<後方追込>2ステレンボッシュ、7ワイドラトゥール、10ボンドガール
クリスマスパレードは逃げるとは限りませんが、最内枠なので自然とハナを取りそう。先行押し切り型なので、他馬に前に行かせようと抑えることはしないはず。
先行勢からはハイペースで前で残った経験のある馬を選びたい。
中団以降からは、ハイペースでも動じずに差し切った経験のあるを選びたい。
という感じですね。
血統的な観点で
基本的には、東京競馬場が日本の競馬のスタンダードという認識なので、いわゆる「日本の主流血統」=「東京に強い」ということになります。
実際、2010年代を中心に主流血統だった「ディープインパクト」が圧倒的に強い舞台で、過去10年で【2-5-4-36】と、出走頭数も多いので率としては低いですが、2勝はフジキセキ(ストレイトガールの2勝)と同数1位です。
とはいえ、今年はディープ直仔は出走していないため、次の主流血統を探さないといけません。血統に詳しくないので血統から探すのは少し難しそうですね。
気になるといえば、前年1着のテンハッピーローズは父エピファネイア、母父タニノギムレットと両方ロベルト系、2年前1着のソングラインは父キズナ、母父シンボリクリスエスと、母父ロベルト系。
ロベルト系はパワー・スタミナ系というイメージでしたが、ディープインパクトというスピード系が少くなったことで、スピード不足が相対的に解消され、ハイペースに対応できるスタミナ力が生きてきているのかも。
最終予想
◎10ボンドガール
△1クリスマスパレード、2ステレンボッシュ、3アルジーヌ、12シランケド、13ビヨンドザヴァレー、15ソーダズリング、17アスコリピチェーノ
基本的には差しが決まる展開を想定しています。
◎10ボンドガール…東京マイルは4戦3連対、外した1戦は特大不利を受けたNHKマイルなので、このコースは一番得意なコース。そのNHKマイルみたいに不利を受けなければ差し脚は発揮できるはず。という意味では枠も良し。
その他は基本的には中団からの差しができる馬。
<買い目>
軸のもう一頭が決まらなかったので、三連複で買います。
単勝:10 900円
三連複:10-1,2,3,12,13,15,17 21点各100円
さあどうでしょうか。