こんにちは、鳩(はと)です。
日本時間の2019年2月25日、第91回アカデミー賞の受賞者、受賞作品が発表されました。日本で大ブームを巻き起こした『ボヘミアン・ラプソディ』は音響編集賞、録音賞、編集賞、主演男優賞の4冠の受賞となりました。作品賞は残念でしたが、作品別としては最多の受賞数です。十分評価されたと言えるのではないでしょうか。
今回は作品賞は非常に接戦という前評判で、どの作品が受賞するのか多くの注目を浴びていました。
ノミネート作品の確認をしたい方は、まずは過去の記事を見てからきていただけると、より理解しやすいかもしれません。
と言うわけで、今回は第91回アカデミー賞の主要部門の受賞者、受賞作品を振り返ってみましょう。
作品賞
作品賞は『グリーンブック』が受賞しました。ゴールデングローブ賞のコメディ・ミュージカル作品賞を受賞していたため、オスカーでも本命作品に挙げられていたため、順当な受賞と言えるでしょう。日本では3月1日から公開ということで非常に楽しみですね。
作品賞で注目されたNetflix発の『ROMA/ローマ』でしたが、受賞とはいきませんでした。ただ、劇場上映ではなくネット動画でのノミネートとなったことで、今後の映画業界の在り方に一石を投じた作品として歴史に名を残したのは間違いない作品ですね。オスカー以外の賞も多く受賞しているので、名作なのは間違いないでしょう。
主演男優賞
主演男優賞は『ボヘミアン・ラプソディ』のラミ・マレックが受賞しました。役作りから多くのQUEENファンを魅了した演技なので、受賞は納得ですね。私も映画のファンとして受賞して欲しいと思っていたので、速報を見たときはとても嬉しかったです。
主演女優賞
主演女優賞は『女王陛下のお気に入り』のオリヴィア・コールマンが受賞しました。感想記事でも書きましたが、圧巻の演技だったのでこちらも受賞は納得できるものですね。
監督賞
監督賞は『ROMA/ローマ』のアルフォンソ・キュアロンが受賞しました。白黒の映像表現が独特という点や、Netflixという土俵で作品を仕上げたことも含めて、監督賞にはもっともふさわしいと言えるでしょう。
ただ作品賞と同様に、どの作品にも良いところがあって、非常に混戦だったと思いますね。
その他
作品別に見ると、最も多い受賞数となったのは、冒頭のとおり『ボヘミアン・ラプソディ』の4部門でした。録音賞、音響編集賞と、音楽関係の賞を受賞したというのもQUEENファンにとっては大満足といえる結果だったのではないでしょうか。
ノミネート数最多だった『女王陛下のお気に入り』からは主演女優賞のみの受賞にとどまってしまいましたね。
日本映画からは、外国語映画賞に『万引き家族』がノミネートされていましたが、受賞はなりませんでした。まあ、ここは『ROMA/ローマ』が強すぎたのでしょうがないでしょうね。相手が悪かった。
もう一つ、長編アニメ映画賞に『未来のミライ』がノミネートされていましたが、こちらも受賞はならず。この部門の作品はどれも観ていないので何とも言えませんが、やはり舞台はアメリカですから、スパイダーマンに勝つのは難しいかな、という感じですね。
残念ながら授賞式を生放送で見ることはできなかったので、あとで録画をゆっくり見たいと思います。QUEENの2人によるパフォーマンスなど見どころもたくさんあると思いますしね。
では今回はここまで。
またね~。